いじめなど、これから起こるかもしれない災難の9割回避法

★ぱぱにっき

僕は妻と娘に謝らなければなりません。

割と最近になって気がついた事実ですが、僕は高機能発達障害(アスペルガー症候群)であった可能性があります。

僕がアスペルガー症候群に気づいた経緯はさておき、まず問題点のひとつとしては、程度の違いがあるせよ、ほとんどの人は多動性または自閉症の気質を持っていて、

その気質が普通以上であれば異質的な存在として学校内で
イジメに逢いやすいことであることです。

(※写真はフリー素材屋の写真を使っております、我が家の娘ではありません)

実際、自分も小学校と中学校までは、小学校は担任の先生から、中学校はクラスの不良ぽい同級生からイジメあった経験がありましたけど、自分の場合、運が良かったので、無事にそれを乗り越えることができました。

僕が問題と思うことは、
障害とみるべきか単なる気質とみるべきか、程度の違いはあれ、
この性質は遺伝的要素が強いことです。

これは困りました、僕は可愛い娘に余計なものを与えている可能性があります。

妻も子育て中に、時々現れる僕ゆずりの娘の性格に遭遇すると、娘の対処にイライラして困って僕にSOSを打診、そうすると僕は会社帰りで半年間受講した体得した心理カウンセリングスキルを得意げ(素人に毛が生えた程度のスキルですが)に、二人の仲裁に入って問題解決に励んだり、まあ、その場で成果がでるもんじゃありませんけどね。

しかし、元を正せば、全部、僕のせいです(笑

今はあまり表には出さなくなってはいますが、僕の本来の性格が糞だから、二人を苦しめているのですね。

(※僕の場合は性格うんぬんより、一種の人格障害でした)

幸い娘は、妻(母親)と僕(父親)のせいいっぱいの愛情のお陰(自画自賛?)で、今のところ娘はほんの僅かなアスペルガー症候群の片鱗はみせつつも、ぜんぜん平常範囲に収まっていて、障害は大げさでして、ただの個性や性格レベルであります。

そう自分の経験測ではありますが、こういうタイプの人って、親にも同じ障害があり、産まれた家庭環境もあまりよくなかったりして、それで状態が悪化して障害へと発展するケースも多いのではないかと思っています、そうやって成長された子供がさらに悪い因子を次の世代へと…この悪い連鎖はどこかで切らねばなりません。

そう十分な家庭環境にさえ恵まれれば、障害というよりただの個性や性格のひとつとして苦しまずに生きていけるんじゃないでしょうかね。

こんなやっかいな性格が少しばかりでも娘に遺伝してしまったかと思うと残念で仕方ありませんが、運命は仕方ないと思うしかならず、だからこそ通常よりも多めに愛情を注がなければならないのがこんな親だからこその責任です。

しかし、僕ひとりではできず、妻にもその負債を背負わせてしまい、妻には世間常識に囚われず、子供のところどころワガママにもみえる場面でも、感情で処理せず、客観的かつ最大限の愛情と関心をお願い(無茶ぶり)している次第です。

さてさて、昨日妻が小学校説明会に行ってきたばかりで、小学校に入る前ではありますが、やはり親としての一番の心配は、これからの学校生活の中でイジメにあう可能性と、もしあったとしても、それを無事に賢く乗り越えるだけのスキルを娘に伝授してやらねばと思う次第です。幸い、僕は経験者ですし、、使えない経験値かもしれませんが。

これから公立小学校に進むうえでどのような子がクラスメイトに出会うか、まったく予測が立ちません。

まあ、進学校ともなると同じ目的の子ばかりが集まるので、ある程度、傾向も読めたり、それに対する対処法も事前に考えることができるかもしれませんが、公立小学校の場合、我が家のようにさまざまな事情を抱えた子が入ってくる可能性が十分にあります。

幼稚園はなるべくそのようなトラブルが発生する可能性を低くするために、自然学習やのびのび育つことがモットの私立幼稚園進学させましたが、小学校から高校までの娘の将来の学費を考えると今は公立小学校で頑張るしかあるません。

娘が小学校に入ると、イジメに逢わずとも、学校生活という中で、さまざまな嫌な気持ちを沢山感じることがある思います。

しつけは大切かも知れませんが、しつけで親が怒ってはいけないと僕は思います。根気があれば、怒らずにもしつけは十分可能だと思います。いくらしつけと言っても怒りはただ子どもに恐怖心を与えてしまうだけですから…。

自分の場合ではありますが、親や家族に何を相談しても自分が怒られぱなしだったせいか、僕はいつの間にかどんなにピンチな時になっても親や家族にだけは相談しなくなりました。

当時の未熟な考えと力だけではどうにもならないピンチの時にすら親に相談できず、結局、自ら命を絶とうとしたことも数回ありました。

今は死ななくて良かったと思っていますが、それは本当にただ運がよかったとしか言いようがありません。

そんな思いを娘に絶対にさせたくはありません。

これから迫りくる運命がどんなものであれ、どんな場面では使えそうな対処法がいくつかあります。

その方法を以下のようにまとめてみました。


1.今、娘に日記を書かせています。日記というのは形ばかりで、本当の目的は、自分自身の感情を客観的に表現できるスキルを知らず間につけさせる思惑です。まあ、結果、文章力が向上して日本語力があがると一石二鳥です。自分の感情を上手に表現したり、それに対して私たちが早く問題点に気づくシステムを構築するために使わせています。


2.出来ないところはその場で指摘しません。新しいことや慣れないことに挑戦するとできなくて当然です。頑張れやあなたには出来るはずだと怒ったり、その場で間違いを修正させるよりは、指摘は間違いを気づかせる程度で別のタイミングで自らの意思で修正してもらうように待ちます。成果は後でついてくるもんです。親のエゴでその場で無理矢理修正させても反骨精神ばかり成長した僕が言うのだからおそらく娘も同じタイプのようにみえます。(※妻と娘のバトルのきっかけはほとんどがこのケースのように見えます)


3.とにかく、怒られようが何されようが僕は娘に怒りません。自然と怒り担当は妻になり申し訳ないけど、それでも子どもは父親よりは母親が好きなもんです。何をやらかしても自分には絶対的な自分の見方がいるという認識で、問題点を自分ひとりで抱え込まないようにします。


4.小学時代から中学までは次第に友達が世界の全部になりかちです。友達だけでなく、あえて一人で楽しむ時間を過させて、ひとりでも好きなことをみつける手助けをします。視野が広くなり、問題ばかりに囚われて身動きできなくなることを防ぐことができるはずです。


5.後、妻から学んだ人生の極意ですが、よく寝ることです。悩ましいことがあれば、十分睡眠をとるようにします。


まあ、これだけのことでも、これから起こるかもしれない学校の災難9割の危機からは何とか回避または乗り越えることが出できるかと僕は思います。

まあ、いまできることはこれくらいしかないですけどね。