★ぱぱにっき
携帯電話(スマホを含む)の持ち込みについて、文部科学省は2009年に「教育活動に直接必要のない物」として原則禁止としていましたが、災害時に児童生徒が保護者と連絡を取り合えるようにするために、一部の地域の小中学校で今年から許可する動きに変ろうとしています。
まあ、これも時代の流れなんでしょうね。我が家も少し早めに携帯(スマホ)を持たせるつもりではありますが、まだ今年1年生になるばかりなので少しの猶予があります。
好きな教育評論家の「尾木ママ」さんはスマホ解禁について、
「スマホは世界につながっている高速道路を小学生に無免許で運転させるようなもの」
と信じられない愚策だと警鐘を鳴らして抗議中らしいです。
許可派も禁止派もそれぞれの理由は十分あります。いずれにせよ、結局は後数年も経ってば時代の流れはやはり許可派に傾くと思います。
一昔前の「ゆとり教育」の失敗、
今回の小中学校の「スマホ解禁」、
問題は子ども側ではなく、時代の大きな流れに大人たちが乗れ切れていないのだと思います。
思うに「ゆとり教育」も、支えきれなくなった教育関係者の負担も軽減する目的もあったと思われます。減った教育分はちゃんと子どもの親たちが背負わなくなければ、その負債は自分の子どもたちへと行きます。
なのに、大人(親たち)の認識がそれに追いつかず、家庭での教育を放置したまま、学校に教育をなげやりに任せきりです。そのうえ学校の責任だ、政策の失敗だと批判しますが、
「ゆとり政策」で減らされた授業時間数分、学校の先生ではなく親がちゃんと子どもの学業の面倒をみてやれば、「ゆとり教育」はむしろ子どもたちの学力を向上させたと思います。
今回の「スマホ解禁」、これについても「賛成/反対」うんぬんの前に親がちゃんとどちらの決定にもそれに相応した対応を考えて準備しようとしているのかが問題だと思われます。結局、それによって問題を背負うことになるのは、私たちの子供らになりますかれね。
僕の読みでは時代の流れとどもに徐々に「賛成」のほうに傾くのではないかと思います、どちらにせよ、早かれ遅かれ、それもはやいうちから早急に子どもたちにインターネット世界に対する学習を行わなければなりません。学校では教えていないと思います。となると親がやるしかありません。
今でも、中学生くらいになると、周りの友たちがスマホを持ち始めて、しぶしぶ自分の子どもにスマホを買い与えている家庭がいると思います、中学生くらいになるとスマホの操作は買ったその日から親よりも扱いが上手です。子どもたちは自分たちだけでスマホの操作や使い方を共有します。中学生くらいになると親が子どもたちのプライバシーに勝手に土足で入られる歳ではありません、そんな状態で子供のスマホ利用監督がちゃんと行き届きますかね、娘が中学生ともなると、“スマホ見せろ”と言えませんよね。
そう、ぼくはむしろ中学生になってしまっては、スマホやインターネット世界の危険性を子どもにちゃんと伝えるには遅すぎるのだと思います。中学生くらいの子は、親の扱いが慣れてしまってる年頃です、“あれはだめよ、これはだめよ”と口酸っぱく言っても、スマホ欲しさで、“はいはい、わかったよ”と軽くあしらわれてしまいます。いくら胡散臭くても子供の発言を信頼しようと頑張っている親だとしたら信じる選択肢しかありません。反対の選択肢は、自分は信頼されたいないと子供の自己評価を下げ、親に対する不信感を助長させるだけなので、どちらも損する選択になるからです。
( ^ω^)・・・長いな、、、あくまでも僕個人の意見をここで熱く語っても仕方がない、よその話はよして、もし同じ意見の方がいらっしゃったら、ご参考にと我が家の方針(僕の方針)だけを書くことにしましょう。
そう中学生になってからでは娘のプライバシー侵害もあるわけで、まだ親の言葉が大きな影響力を持っていて、プライバシーが何か分かっていない小学校低学年からスマホ教育を開始しようと思います。
ただし、使わせると言っても、使用は親の目の前でだけですけどね(笑)
数年かけて徐々にスマホの操作から、インターネット世界と実際の世界の接し方や倫理観を親の監督下で体に叩き込みます。
それで、小学校の中学年~高学年からは、スマホを直接使わせて、仮免テスト期間を設けます。そう、中高学年と言っても、まだ小学生、どのように使っているかまだちゃんと確認して、トラブルが起きそうな使われ方がないか、ちゃんと点検してやらないといけないかと思います、何より重要なのは、子ども自身の意識調査に重点を置きます。
それで徐々に、高学年~中学生ごろには、スマホを持つことに対する「一人立ち」ができるようにしていきたいわけです。
親がここまでしないと、「スマホ解禁」は「ゆとり教育」と同じく、諸刃の剣のような政策になる素地が臭います。
娘が「一人立ち」できるまで我が家の対策は以下を考えています。
まず、対策1.「防犯ブザー」
可愛いものがたくさんあります。防犯ブザーは大人の犯罪(誘拐)だけための対策ではありません、最近、学校も荒れています。我が娘は足は速いほうですので、もし万が一、悪い子らに絡まれそうなら、一目散に走って逃げろ!と教えるつもりですが、運悪く複数人の子らに囲まれて、逃げるのも容易ではなくなった場合、「防犯ブザー」を鳴らすように指導しておくつもりです。ちょっとした「悪ガキ」くらいでしたら、「防犯ブザー」の音量だけで、悪ふざけのつもりの心から覚めてくれるはずです。そう願います。
そして、対策2.「GPS位置情報送信機」
娘が一人立ちするまでは、娘の所持品(ランドセルなど?)に忍ばせといて、娘の異常を察知したら際に娘のところまで、「親」が駆けつけます。これって、過保護でも何でもありません、よね?、個人的には親としての義務のように思う次第です。
しかし、駆けつけても特に異常が見当たらず、友達同士のちょっとした冒険のようだったら、娘に気づかれないように遠くから見守る程度にしておかないと(笑)、妻にもちょっとした遊びくらいなら、放置して好きにするようにして、家に帰ってきても知らんぷりするようにと伝えなければと思います。
そう大人の犯罪(誘拐)はとても怖いことですが、確率だけで言うならば、子供は学校内のトラブルに巻き込まれる可能性のほうがはるかに高いです。子ども同士で解決できる内容ならまだいいんですが、大人が参入してくるトラブルや事件にまで発展するケースも少なくはありません。
上記で言う「悪ガキ」による悪ふざけ的な事故なら、防犯ブザーと位置確認手段さえあれば、効果があると思いますが、陰湿的ないじめの場合は別の対策が必要で、親や先生や周りを巻き込んで相談するような心の教育指導も必要です。
まあ、子どもとしては、それだけできれば十分かな・・・後は大人の仕事になりましょう。
いじめの話まで書き出したら切りがないので、また今度書いてみることにします。が、これだけは言って(自分の脳に刻んで+妻に伝えて)おきたいです。
もし、子どもがいじめのことを親に相談しにきたときに親が言ってはいけない言葉!
・「どうして黙ってたのよっ!」
親として自分のことのように興奮し憤ったことなのかもしれませんが、今までどうして黙っててたのかと、子どもの責めるかのような言い方になる可能性があります、十分注意しなければなりません。問題が大きくなる前に早く親に相談できなかったのはそれなりの理由があったからです、察してください。
・「それで?いつ?どうして?誰が?」
いじめの内容を詳しく聞きたくなることは十分理解できますが、子ども自身もやっとの思いで相談されてきたと思います、親のそんな問いただすような質問に理路整然といえる状態じゃないと思います。ゆっくりと丁寧な聞き方、話し方くらいはマスターしておきましょう。心理カウンセリングのテクニック関係の書籍を1~2冊くらい心得ておいたほうが、親としての嗜みかと思われます。
・「今まで気づかなくてごめんなさい」
むやみに子供に謝ることもやめましょう。心優しき子や内気な子ほど、両親に心配かけてしまうこと自体を自分がいけないと思い込みかちです。
・「それくらい大したことない!」
なんだか、大人ぶったあしらい方もよくありません。放任しすぎです。自分の親に二度と相談しなくなります。
・「△△されたでしょ?○○さんがやったでしょう?」
子どもが真相をはっきり言えないからと言って、誘導尋問はやめましょう。事を大きくするだけです。
朝から無駄に長々と書いてしまいましたが、それでもより多くの人の目に触れてもらいたくて、僕が管理している趣味用のブログにも同じ記事を記載しておくつもりです。
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