小学校の「通知表」について

★ぱぱにっき

「通知表」は「通信簿」や「通信表」、「学習のあゆみ」とも呼ばれ、子どもの学校でのようすや学習状況を記録したものです。僕が小学生だった頃は、夏休み・冬休み・学年終了時にもらうものでした。僕の場合、小学校1年~6年すべて、学校帰りで「通知表」はやぶいて捨てちゃいましたので、実際内容をちゃんとみたことがありませんので、今となって内容確認です。

具体的な内容としては、

担任先生からの
・学習の記録
・生活の記録
・所見
・出欠席

の項目で「たいへんよい」「よい」「がんばろう」の3段階評価が書かれているそうです。

学習と生活においては、相対評価ではなく以下の絶対評価基準で書かれるそうですが、

  • A評価「よくできた」⇒90点以上
  • B評価「できた」  ⇒60点以上
  • C評価「もう少し」 ⇒60点未満

※A評価を3または◎、B評価を2または○、C評価を1または△と表記している学校もある。

正直、1年1学期は試験らしき試験がないため、教科への評価ではなく、「関心・意欲・態度」だけが評価の対象になり、「B評価/C評価」しかない学校もあるらしいです。

まあ、単なる先生の主観による評価になる可能性があるため、親の立場からは、うちの子は「A評価」がなぜないの?と悩む必要はないかも知れません。むしろ、この評価に惑わされず、子どもの頑張りをちゃんと見て、励まして「やる気」を出してやらねばなりません。

「A評価」がなかったことで、親ががっくりした表情をすると子ども自身が罪悪感を感じてしまう可能性があります。

学校もそういう点に考慮してやればいいのでしょうが、子どもによっては罪悪感ところが、低い評価がむしろ「やる気」を刺激するきっかけにもなれるので一概にはいえないのでしょう。

ちなみに、僕の性格は自分の頑張りをちゃんとみてくれなかった人に対しては、二度と答えないへそ曲がりな性格だったため、結局、自分が損したことになったのですが、周りの大人の誰もそれに指摘してくれる人がいなく、ますます悪い方向に行ってしまいました。

子ども性格をよく観察し、子どもの性格にあった指導することも先生や親の責務や力量かと思います。

そういうことなので、通知表の成績により「一憂一喜」してはいけないのです、絶対評価とはいうものの結局は担任の主観により「甘すぎ」たり、「厳しすぎ」たり、するものなので。

しかしどちらにせよ、今時の先生は、モンスター親を怖がり、成績がよほどじゃなければ「C評価」はなかなか付けたがらないはずですので、もし、「C評価」が付いているのであれば、その原因を突き止めて、対策を打ったほうが良いのでしょう。

主な原因としては、

①授業中おしゃべりをする
②忘れ物(宿題を含む)が多い
③学習内容についていけない
④先生と相性が合わない

特に③の場合は、軽い発達障害が原因である場合があるから注意して監察したほうがいいです。

ちなみに、僕は①以外、すべてに該当していました、娘は大丈夫かな…後、先生の所見は基本的に良いことしか書かないはずです。

よほど問題がなければあまり参考にならないかと思います。

学習と生活の評価が低い場合は、その理由が書かれている場合があるので参考にしたいと思います。

後、1年の時もあるか微妙ですが、学期末にはまとめのテストを行うんだそうです。

通知表よりこの「まとめテスト」の結果が子どもの学習状況を把握できる重要なポイントとなるようです。

たとえば、小学校3年生の1学期のまとめテストでは、

「九九の復習」「時間」「長さ」「大きな数」「2桁の割り算」などの問題が出題されるそうですが、テスト点数が85点だったとしても、

  • 「九九の復習:20点」「時間:15点」「長さ:15点」「大きな数:20点」「2桁の割り算:15点」という場合と、
  • 「九九の復習:20点」「時間:20点」「長さ:20点」「大きな数: 5点」「2桁の割り算:20点」という場合があります。

この場合、落としてしまっている単元がないか把握し、カバーしておかないと、小学生時期は基礎力の積み重ねなので、小学校後半や中学生になるとその差が激しく現れてきます。

まあ、とにかく子どものデキがよい親御さんの場合、1年の通知表の成績だけが芳しくないケースでいろいろパニックっている様子が見えたので、事前情報として調査しておいた次第です。

もし、これから小学校に進学する親御さんがこのページをみたのなら、あまり気にしないとこをお勧めします。

もし、子どもさんの学力が気になるのであれば、全国統一小学校テストなどいろいろな試験にチャレンジさせてみてはいかがでしょうか?学校の通知表はあくまでも、子どもが学校の生活によく適用できているかの尺度度がちょうどいいかもしれません。