★ぱぱにっき
今日は数式ゲームの紹介です。
『ゼロサム』というゲームは、インド工科大学ボンベイ校のデザインセンターが開発した教育用のゲームです。インド工科大学ボンベイ校とは、インド番理科系大学最高峰と言われるインドの工科大学です。
インドといえば、「お釈迦さま」と「ゼロの発見」が連想されます。
『ゼロサム』のルールを簡単に言うとランダムに選ばれた4つの数字と、5つの記号で、先に3回ゼロを作った人が勝ちになるゲームです。
学年や難易度別に3段階のルールをもうけ、小さいお子さんから大人まで、ご家族で楽しめそうで数年前買いましたが、当時、娘はまだ簡単な足し算すらできず…ほんとうに気が早すぎた父でしたが(笑)、そろそろ使えそうな時期が来たようです。
さっそく中身オープンです。
ちなみに、中身は100均の材料で充分作れそうですので手製でおつくりになって、お子さんの勉強の息抜きとして一緒に遊んでみてはいかがでしょうか。ルールも以下に紹介させていただきますので、家庭学習のひとつのツールとしてご参考になればと思います。
あと、作るのが面倒な方はまだ購入可能なそうですが、いつまで売っているかは不明です、リンク切れていたらすみません。
- 中身は1から9まで数字が書かれたチップが3セット、計27枚入っています。
- 数字カードの裏は1の裏は9のように10の補数が書かれています。
- そして数式カードとして、+、-、X、÷、(、)の計6枚のカードが3セット入っています。
- パワーカードという5種類(なし、ゲット、チェンジ、ウラ、ダメ)の特別ルールカードが3セット入っています。
ゲームルールは
6~8歳向けの導入ルール、8~10歳向けの練習ルール、10歳以上向けの一般ルールからなります。導入ルールや練習ルールは一般ルールの条件緩和のようなものです。
導入ルール:「+、-」のみを使います。数字カードも4枚を選び、そのうち3枚だけを使います。パワーカードはチェンジとダメのみを使います。数字カードは裏返しでも使えます。
練習ルール:割り算は割り切れない場合、あまりは無視しても構いません。
以下に10歳以上向けの一般ルールだけを説明いたします。
上記の条件緩和ルールを参考にして読み替えて解析してください。
準備:各プレイヤーは、6種類の数式カードを自分の前に並べます。数字カードは見えないようにして中央に置き、各プレイヤーは4枚ずつ数字カードを引きますがまだ見てはいけません。全員が数字カードを引き終わったら、数字カードを手元に並べます。
進め方:4枚の数字カードと自分の数式カードを使い、答えがゼロになる数式を完成します。数字カードは使い切らなければなりません。先に数式を完成した人が勝ちです。先に3回勝利した人がゲームの勝ちになります。
ルール:
1.括弧の中を同じ数字二つの引き算でゼロにしてはいけない
例:(2-2)x3÷9
2.他の人が勝利する前にパワーカードを使うことができる
パワーカード:
なし :不必要な数字カードをなくすことができる
ゲット :他人の数字カードを1枚奪うことができる
チェンジ:数字カードを1枚、他人と交換することができる
ウラ :自分の数字カードを1枚、裏返しすることができる
ダメ :他人から「ゲット」「チェンジ」を拒否することができる
なお、3回試合中に1度使ったらパワーカードは再度使うことができない
ルールもシンプルでこれだけですが、考え方によってはさまざまな勝つための作戦が思い付き、計算力のみならず、思考力までも伸ばすことが可能かもしれません。
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