池田義博さんの「脳にまかせる勉強法」、星5つ

★ぱぱにっき

ひゅ~、やっと読み終わりました。

この本のお勧め度、★★★★★、星5つです。ひさしぶりに読みごたえのある書籍でした。

まぁ、書いてあることは「脳科学分野」の記憶のメカニズムと、いわゆる「記憶術」といわれるいくつかのテクニックと、集中とモチベーション維持のための「心理学」の話にすぎませんが、この本の著者が記憶力とは無縁の普通の人の時から実践して、記憶力日本一を経て、世界記憶力グランドマスターを取得するまでの、実際に彼が用いたテクニックが収録されていることに大いに意義があります。

・彼が子どもの頃から記憶力にすぐれた人ではなかったこと、
・40歳過ぎから始めて、記憶力世界チャンピオンになれたこと、
・その彼が実際に使った記憶術を紹介されていること

この3つがこの本の真骨頂だと思います。

正直いって、勉強法と効率の記憶術などについて本は星の数ほどあります。そこに紹介されているさまざまなテクニックはどれも有効的手段なのかもしれません。しかし、同じ系列の本を数冊読んでいくとどれも同じような内容で紹介される手法もややカスタマイズされているせよどれも同じようなものが多いのです。

どれも有効的手段なのかもしれませんが、実際にどれほど効果があるのか、実際に試してみようとすると、なかなか続かないのも事実です。

それは、僕自身の意思が弱いからかもしれません、結果を得るまでの過程が長く、切羽詰った時はやはり昔ながらの丸暗記が即効性があるので、時間がないから効率的に暗記したいのに、時間がないから非効率的でも丸暗記してしまうジレンマから抜け出せない状況です。

この本には、著者が記憶力世界一になるまで使っていた記憶術が紹介されています。

つまり、星の数ほどある記憶術のテクニックのうち、著者が使った手法だけを切り取って自分流に取り込むことができれば、確実に成果が出ることが著者が身をもって証明してくれたことです。

なるほど、、、これは結構なモチベーションです。

一週間かけてぶっ通して読み終わりましたが、内容の整理のために、自分流へのアレンジを考えながらもう一度読もうと思います。

この本に書いてある内容は基本的に一度は読んだことのあるテクニックばかりでしたが、それでもこの本は結構良い買い物をした気がしました。

絶対におすすめな本です。

この本のダイジェストを記事として書こうと思いましたが、以下のようなサイトに分かりやすくまとめられたりしてあったのでやめました。

僕の場合、彼のような記憶レベルまでは必要ないので、彼のテクニックをベースに僕の必要な形で整形して使う予定です。