★ぱぱにっき
数日前に、
“【前代未聞】 東大の合格者平均点 文2(経済学部)が文1(法学部)を上回る”
というニュースを目にし、なるほどね…と思ったばかりでしたが、
今朝は、
“東京大学が首位転落!『THE世界大学ランキング日本版2019』が発表される”
というニュースが目に入りました。
大丈夫でしょうかね、今年の東大は「前代未聞」だらけですね(笑)。
確か、3~4年前にも、「東大、アジア首位転落世界大学ランク…」という記事を読んだ記憶があります。当時、東京大学は2015-2016の世界ランキングで既にシンガポール国立大学と北京大学などにも抜かれていて、すでにかなり地位を落としている状態ですが、今回はな~あんと、日本国内の他の大学にまで抜かれてしまった!とのニュースだったのです。
以下が3~4年前に、東大が初めてアジア首位でなくなった時の日経記事画像です。
それがとうとう、日本国内でもトップじゃなくなってきている???
ちなみにそれは、『THE世界大学ランキング日本版2019』によるもので、発表によると、
- 1位は京都大学
- 2位が東京大学
だそうです。詳細については→https://japanuniversityrankings.jp/rankings/を参考。
しかし、そもそも『THE世界大学ランキング日本版2019』って何よ?!
非常に怪しかったので、別ルートで調査してみました。
タイムズのTHE WORLD UNIVERSITY RANKINGSを参照すると、
- 1位が東京大学、世界42位
- 2位は京都大学、世界65位
じゃありませんか、、、どちらが正しいんだ???
ちなみに、上記の「タイムズのTHE WORLD UNIVERSITY RANKINGS」と『THE世界大学ランキング日本版2019』は同じマーク使用しており、同じ組織のようにも見えますが、調査結果がこうも違っては調査の信憑性に疑問が残ります。
いずれにしても、日本の大学の質が徐々に徐々に落ちていくのはもはや止めることのできない事実です。
社会の経済格差が広がり、学力格差も同じ広がりつづあります。経済格差が先でそれに随従して学力格差が広がったのか、その反対なのかは、ニワトリと卵のような関係に見えます。
社会格差が広がり、良質を教育を受けられる子どもたちは、所得の高いを親を持っている子どもに限られていく傾向がますますと強まっている状況です。学費は高く、給付型奨学金制度もなく、生まれた環境(家庭)次第で、才能や志のある子どもたちの未来は、つぶされていく現状です。
国が潜在的可能性を半分以上トブに捨てるような国策をしていて、昔のような人材の収穫を期待するには無理があります。
これからももっとひどくなり、このままだと遠くない未来に、「東大」というブランド力も、その力を失うときが訪れそうな気がします、それは「東大」のみならず、「日本」というブランド力も然りで・・・
四谷学院進学指導部から出版された本です。
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