★ぱぱにっき
実は、昨日読み終えた、池田義博さんの「奇跡のメモ術」にも紹介された方法です。
・前回の記事「池田義博さんの「奇跡のメモ術」、星4つ」参照
おそらく池田義博さん自身もモチベーション維持のために使われていて、効果を体験していたから本人の著書の中で初回されたと思われます。
「if-then プランニング」のやり方は簡単です。
予め、“△△したら、◇◇やる!”と決めておくだけ、
それだけの目標管理シートです。
if~(~したら)→then~(~をやる)
使い方の例をあげてみましょう。
- 21時になったら(if)→(then)勉強をする
- 12時になったら(if)→(then)掃除をする
- 金曜日になったら(if)→(then)仕事帰りにランニングする
- もし不安になったら(if)→(then)紙に書き出す
「if-then プランニング」とは脳に簡単な動作を予めセットしておくことです。
脳はアラームの時計のように無意識にセットされた条件になると、結びつかれた行動を思い起こしてくれる役割をしてくれるそうです。
その効果は実際に多くの臨床データも取れていて、他のどの目標達成手段よりも2~3倍の高い達成率が記録できることが証明されました。
ただし、良い習慣を増やすことには絶大な効果が確認できましたが、
例えば、
- もしイライラしたら(if)→(then)タバコは吸わない
- 家に帰ってたら(if)→(then)お酒は飲まない
- 21時以後になったら(if)→(then)食事はしない
のように悪い習慣を減らすための効果は低いという結果になりました。
まずもって、否定語を用いた目標設定は何の効果も望めないのでしょう。
そしてもう一つ、
「if-then プランニング」で変えられるのは「行動目標」のみです。
例えば、10日以内に10Kgダイエットするぞ!と目標に対して、以下のような目標を立てて実際に実行できたとしても、10日以内に10Kgできるかはわかりません。
- 朝になったら(if)→(then)10分走る
- 夕飯の時には(if)→(then)豆腐を食べる
そして、無理な目標設定も効果を出しにくい結果になったそうです。
それにしても、脳は事前にセットされたことを完遂したがる性質があるようで、ついついだらだらしてしまう性格や、先延ばしのクセなどは、目標設定を工夫することで大きな結果が得られると思われます。
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