★ぱぱにっき
先月、娘(現在、小学1年生)が中学受験を決意した後、貧乏なお父さんとしていろいろ考えることになりました。 正直、娘が中学受験を決意する前から悩んできていたことでして、 娘が中学受験を決意したのも僕の画策によるものに近いんです。 娘本人はまだ中学受験がどのようなものなのかしっかり認識しておりません。 このブログを立ち上げて、2番目に書いた記事が「子ども一人にかかる日本の教育費」に関するものでした。
・中学3年間の学費、公立(1,445,523円):私立(4,015,869円)
・高校3年間の学費、公立(1,229,937円):私立(2,985,885円)
中高を公立だけで通うと約266万円、私立(中高一貫校)だと約698万円、+αがかかることになります。6年間で400万円以上の差額です。 私立(中高一貫校)だと年100万以上(月10万円)が学費で消費されることになります。 貧困家庭ではとても払えない額になります(我が家も簡単なことではない)。 しかも、中高一貫校に進学するための、中学受験対策の塾の費用は計算に入れていません。 進学率の高い中学に進学するための進学塾を小学校4年から通う計算になると、 さらに破格的な学費が必要になるので、いくら考えても我が家にそこまで余裕はありません。 日本でも普通に大手塾や家庭教師を雇える家庭の子は、ある意味とても裕福で恵まれている家庭環境とも言えるのです。
そう、この恵まれている環境、、、 お金持ちの子は家庭教師や大手の塾に通い大手企業に就職し、お金がないから公立に行った子と収入の格差が広がる。 そうやって、親の貧困が子どもに連鎖してしまう、貧困の連鎖や学力の格差が 生じてしまっているのが現実です。
学力コンプレックスがあるわけではないけれども、“学力なんて関係ない”のはまったくの嘘であることくらいは知っています。日本で女性の中学卒の生涯賃金は約1億5千万、高校卒で約1億9千万、大学卒は2億5千万くらい、中卒と大学卒の差額は生涯1億円くらい生じます。さらに、東大のような超有名大学卒の平均生涯賃金はなんと、4億5千万以上、3倍に近い開きです。将来、格差社会におけるこの格差はさらに開くようになるでしょう。
子どもに2億以上多くの相続財産を残すのに家庭学習はとても効率のよい副業になるのです。
親にお金はないけれど、子どもにまで貧困を連鎖させてしまうことはもってのほかです。お金をかけずに子どもの学力+幸せ度をあげさせるには、親として勉強とメンタルケアの両方をカバーしなければなりません。
まず、山梨で通える進学率の高い中高一貫校は以下の6校しかありません(高校だけを考えると若干選択肢は増える)。
このうち、2校は家からの通学は無理なため、我が家の実際の選択肢は以下の4校のみになります。
・駿台甲府中学校(偏差値54)、私立
・山梨大学教育人間科学部附属中学校(偏差値53)、公立
・山梨学院大学附属中学校(偏差値53)、私立
・山梨英和中学校(偏差値49)、私立女子高
このうち、山梨大学教育人間科学部附属中学校は、小中一貫校であり、 偏差値の高い大学に進学を目指すために6年かけて準備をしている中高一貫校と比べて進学面ではやや不利であります。 となると、選択肢は、駿台甲府、山梨学院、山梨英和の3つしかありません。
どれも、私立、です。
そう!この田舎の町でまともな大学に行くための道は、どの道、選択肢は私立しか残されておらぬ状態なのです。。 調べれば調べるほど焦るのは我が家でパパだけになるのですが、焦ってしまって勉強を強要するのはむしろ最悪な事態を招くだけ(勉強嫌いにさせるだけ)、一番神経が尖る作業です。うむ~最近ストレスが高い気がする。
娘よ!どうする?
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