★ぱぱにっき
最近、娘から字が二つに見えたり、僕の顔の目が4つに見えるときがあると訴えられました。
ふくし【複視 diplopia】
一つのものが二つに見える現象。片目をふさぐと一つに見えるが,両目で見ると複視があるという場合を,両眼複視といい,片目でも二つに見えている場合を単眼複視という。 両眼複視は〈両眼視〉の異常で起こり,最もしばしばみられるのは,眼筋や神経の異常のために眼球の運動が悪くなり,眼の位置にずれを生じて斜視となる場合である。 このような斜視を麻痺性斜視とか眼筋麻痺という。 単眼複視は外傷後にみられることが多く,〈水晶体脱臼〉といって水晶体の位置がずれると, 瞳孔から水晶体を通って入る光と水晶体を通らないで入る光の2種類の光が目の中に入ることになり,二つに見える。
要するに単眼複視は目の外傷や異常、両眼複視はさまざまな要因により、
両目の位置のズレで焦点が合わないことで起こる現象です。
病気だったり、病気じゃなかったりしますので、一概には言えません。
単眼複視か両眼複視かは、二つに見えるときに片目を塞いでみて、ひとつに見えたら両眼複視でしょう。
基本、“一時的なら大丈夫”な程度です。
疲れていると、一瞬ものが二重に見えるということはよくあることで、 もともと力が全く抜けた状態(ぼけ~っと見ている状態)では左右の目が外に向いているという方は多く、 ぼんやりしてみているときは左右の目が別々の方向を向いてしまうものなんです。 あまり頻繁におこるようなら、間欠性外斜視(かんけつせいがいしゃし)というものも疑われるですが、 いずれにしてもただの現象を指して病名と呼んでいるだけにすぎません。その原因は何か突き止めない限り、病院で治療を受けても現象を正すことしかできないでしょう。
娘の場合、時々母親に無理に勉強をさせられてしまったときに発生したりするそうなので、 ストレス性である可能性が高いでしょうね。もうひとつは、疲れややる気のなさで、ただぼんやり見てたらそう見えた、だけの可能性もあります。 どちらにせよ、今のところ一時的な現象なのでそれほど問題にはならなさそうです。 むしろ問題は、ストレス性にしろ、やる気のなさにしろ、勉強に対する意欲の低さです。
大大大大大大問題です。
僕が仕事をしている間にも四六時中娘の相手をする妻の気持ちが分からないわけではないですが、 今習っているピアノせよ、水泳教室せよ、、最近は学校の勉強までもが徐々に意欲低めになりつつあります。
一般的に、子どもにやる気を助長させるために“成功体験”を積ませます。
学校の勉強も得意な科目がひとつできたことで、その他の科目もつられて成績がアップすることがあります。 そして、“成功体験”により周りから認められて、周りの期待や視線を意識するようになります。 期待された子はさらに成長します。これが、子どもを伸ばす良いサイクル現象です。 ピアノせよ、水泳教室せよ、娘はいつもとても良いサイクルにはまりやすい体質です。 集中力も、頭の回転も、体力も、いろいろ平均を上回っていて、 同じ歳の友達と同じ場所から、“よい!ドン!”とスタートすると、 最初はすばぬけた成果をみせて、周りから褒められまくりで、自分も好い気になって、 さらに成長して、大会で表彰されたり、良いサイクルにはまりやすいのですが、 この良いサイクルから、よくはじき出されてしまうのです。
考えられる要因は2つで、
1.周りの子との差で安心しきっている「井の中の蛙」状態
2.母親の期待値が高まりすぎて、娘の現状がちゃんと見えていない妻
安心しきっている最中に他の子に抜かれてしまうと本人は急に面白くなくなり、 さらにやりたくなくなり、やる気はさらに低下するし、 今度は高まりすぎた妻の期待値がそのまま裏腹に焦りに変り、 練習や勉強を強制してしまい、低下してきたやる気をさらに消しにかかるものです。
何回も何回も同じパタンが繰り返されるのを目の当たりにして、 本人たちに気づかせようとしてもなかなか届きません。 理解するには、娘はまだ幼く、妻はそれが妻の個性(性格)なので、時間がかかります。 気がついたときは「時すでに遅し」にならなければ良いんですが、 さすがに僕も内心、焦る気持ちがないわけではありません。 せっかく入れた良いサイクルから、 いとも簡単にはじき出されてしまう我が家の現実、、、もったいなさすぎます~ぅ。
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