小学生の自由帳を使った8つの遊び方

★ぱぱにっき

 以前、学校の授業で使いもしない自由帳を毎日ランドセルに入れている娘と妻をみて、 以下のような記事を書きました。

 運動場に出たくない休憩時間に使いなさいと自由帳に落書きや塗り絵を貼ってあげました

 その後ももっと効率的な自由帳の使い道はないのか調べたり考えたりしたので、その内容をまとめてみたいと思いました。 基本的に自由帳とえんぴつさえあればできて、なおかつ、 勉強にも役立ちそうな「頭脳訓練」になれそうなものを集めてみました。

 1.スプラウト

 紙に3~6個程度の点をいくつか書いて、交互に線を引いて点を追加していくだけですが、 点と線を繋ぐだけでこんなに複雑なゲームになるとは……!恐れ入りました。 大人も楽しめるゲームだと思います。 詳細なルールは以下のサイト参照してください。

【 紙と鉛筆だけでできる 対戦型思考ゲーム「スプラウト」 】

世の中には、様々なゲームが存在する。今回は、紙と鉛筆だけでできる 対戦型思考ゲーム「スプラウト」を紹介しようと思う。「スプラウト」(Sprouts)は、「萌え、芽生え」という意味を持つ数学ゲームだ。そのシンプルなルールに、私は初めて出会った時に、ちょっとばかり萌えを感じてしまった。K.G.B.でも実際に遊んでみたが好評だった。喫茶店でも、ナプキンとボールペンで遊べてしまう、このゲームのルールを紹介しよう。紙。どんな紙でも構わない。喫茶店のナプキンなどでも可能。鉛筆。シャーペンでもボールペンでも可能。紙にいくつかの点を書き込みます。4~6程度の点を書き込むのがよいでしょう。点の数が多いほど、ゲームは複雑になります。3は少な過ぎましたので、4以上の点にすることをお勧めします。先手、後手を決めます。ジャンケンなどで決めるのがよいでしょう。手番は、1回ずつ順に入れ替わります。自分の手番になったプレイヤーは、紙に描かれている点の中から1つの点を選び、他の点か、それ自身に戻ってくるような線を描きます。線を引いたら、その線上にもう1つの点をつけ加えます。この時、以下の2つのルールを守らなければなりません。線はどんなに曲がりくねってもよいが、決してすでに引かれた線や他の点を横切ってはならない。1つの点から出る線が4本以上になってはならない。こうして線を引いていき、先に線が引けなくなったプレイヤーが負けになります。ルールは以上です。下の図は、実際のプレイの様子です。 遊びの博物誌より引用、加工。スプラウトの実際のプレイ例。 他の点を囲むなどして相手の手番で線が引けないようにしていく。 8)でこれ以上の線が引けなくなるのでゲーム終了。数学ゲームですので、理想的に平坦な二次元平面上で遊ぶゲームと思った方がよいでしょう。線を紙の縁ギリギリに引くなどして、相手が物理的に線を引けないようにするのは、このゲームの趣旨から外れます。行わないことをお勧めします。線が次々に付け加わっていく様が、まるで芽生えのように見えるので、「Sprouts(=萌え、芽生え)」という名前で呼ばれるようになったそうです。このゲームは、1967年2月11日火曜日の午後に、ケンブリッジにあるシドニー・サセックス・カレッジの数学者ジョン・コンウェイ教授と当時学生だったマイケル・パターソン氏の合作で生まれました。たまたまその日

crocro.com

2.いつ、どこで、誰が、どうしたゲーム

 これは別に自由帳がなくても紙さえあれば出来ますが、友たちが複数人集まったら、一人「いつ、どこで、誰が、どうした」を一項目ずつ言葉を紙に書きます。 それを集めて、文章を作る遊びです。

 たとえば、「土曜日、運動場で、お母さんが、新聞を読んでいる」のように、ちぐはぐな文章になればなるほど低学年のこどもにうけるようです。

 これは子どもに5W1H(Whenいつ、Whereどこで、Who誰が、What何を、Whyなぜ、Howどのようにした) の項目で物事を考えさせる訓練にもなり、作文を書くときの基本にもなると思いました。 

3.数字あてゲーム(Hit and Blow)

 日本のテレビで「ヌメロン」として紹介されたことのあるようですが、 妻と僕は小学生時代(今から35年ほど前?)に野球ゲームとして遊んでいたゲームでした。 お互い自由帳に3桁の数字を書いて、相手の数字を予想しあうゲームです。 アイテムなどを使ったりするとよりゲーム性が出ると思いますが、 アイテムなしで純粋に数字を効率よく推測するアルゴリズムを作るのに効果的だと思いました。 ルールの詳細はあえて書かないので、ルールの詳細は以下を参照してください。

4.棒消しゲーム

 まあ、ルールは単純、説明も要らないかと、、、もし、知らなかったらグーグル先生に聞きましょうね。

5.ラビリンス

 ルールの詳細は以下を参照してください。

6.ドットアンドボックス(Dots and Boxes)

①まず、点を正方形の格子状に打ちます。3×3以上であれば何個でもオーケー。 
②その点と点を結ぶように、交互に長さ1マスの線を一本だけ引いていきます。 
③もし自分が線を追加することによって正方形ができたら、そこに自分の名前を書き込み、
  もう一本だけ線を引きます。正方形は、全てが自分の引いた線である必要はありません。 
④最終的に、自分の陣地のマス数が多いプレイヤーが勝利。

7.五目並べ

 ルールの説明は省かせていただきます。 まあ、学生のごろよく遊びました。小学生の能力できれいにマス線を書く能力が足りないため、 おそらく休憩時間内では間に合わないでしょう。 自由帳にマス目の紙をいくつか貼ってあげようかと思います。 

8.たほいや

 これは自由帳とえんぴつ以外に、『国語辞書』が必要になります。 しかし、子どもに辞書の探し方や辞書で面白い単語を拾う習慣付けにもってこいの遊びだと思いました。 こちらのサイトをみたほうがゲームのルールがよ~く分かると思います。