12冊目の読書「東大合格生のノートはどうして美しいのか?」大田あや

★ぱぱにっき

最近、読み終わった本をブログにまとめるだけでなく、もう一度読み直しながらノートに要点をまとめているせいで、ノートが取れる場所や時間でない時にしか本が読めず、初期の時より、読書速度のペースが落ちてきております。

 12冊目の本は「東大合格生のノートはどうして美しいのか?」でした。

 数日かかりましたが、本日の会社の食堂、お昼時間に最後のページがやっと読み終えました。 


第一章、東大ノートにおける“美しさ”とは?

 東大ノートの共通項を集めて、学習に使えるノート筆記の極意をまとめた章でした。

共通している共通項は以下の7つほどでした。 

と、とにかく文頭は揃える 
う、写す必要がなければコピーを貼る 
だ、大胆に余白を取る 
い、インデックスを活用 
の、ノートは区切りが肝心 
お、オリジナルのフォーマットを持っている 
と、当然丁寧に書いている


第二章、東大ノートだけが美しいのか?

 東大生のノートだけでなく、主に京大生のノートと比較しながら、その長所短所を説明したり、 大生による特徴がノートにどのように現れているのかが見えてすごく新鮮でした。 特に、後半には、ノーベル賞受賞者のノートとか、さまざまな文豪たちのノートを紹介して、 ノートに対する見識を広げてくれます。 人によっては何か別の発見があるかもしれません。


第三章、東大ノートを“仕事”に活かせるか?

 東大出身で社会に出た人たちのノートをみながら、彼(彼女)らがノートをどのように活用しているかを 説明しているのですが、ここら辺は至って、普通、でした。 確かに学生時代には気がつかなかったですが、普通に社会人して普通にノートを取っていれば、 誰でも気がつくレベルの内容です。おそらく、学生向けで発信された内容かと思われます。


僕的には、内容はともかく、

この本の最大価値は
サンプルとして紹介されている
 沢山のノートの写真

 です。

ノートの取り方なんて、どれだけ効率のよい方法があったにしても、人の個性や性格が人の数の分だけあるように、沢山あってもいいと思います。 ただ、ここに紹介された “使えるサンプル”は、 自分ルールを作るさいに大いに役に立ちそうなものばかりです。 もし、この本を読むことがあったら、本の中の文章だけでなく、 写真をじ~~~~っとみて、その中から取れる自分だけのアイデアをみつけてみてはいかがでしょうか。