★ぱぱにっき
最近読み終えた本の要約です。備忘録と記憶の整理のためにつけております。
より具体的な内容を知りたい場合は、以下の本を直接お取になって参照ください。
要約ノート「脳の仕組みと科学的勉強法-①」
第1章
脳の機能は「忘れて当然!」
- 忘れやすいのは脳の欠陥ではない
- 何とまあ!脳の細胞は一千億個
- 脳は覚えるより忘れるほうが得意
- 科学的根拠に立って記憶力を高める
- 詰め込み学習は深夜か当日早朝か?
- 脳の性質に逆らった勉強法は無駄
- 復習は1ヵ月以内でないと効果なし
脳には年から年中絶え間なく視覚や聴覚、触覚からのさまざまな情報があがってきます。それらを全部覚えてしまっては脳細胞が一千億個あると言えど、あっという間にパンクしてしまう量の情報になります。脳の機能はほとんどの情報を効率よく忘れることためにあるそうです。そうですね、なぜ忘れるのか~っと嘆くより、忘れることが仕事なので、むしろ覚えていることが不自然な現象だそうです。
脳がものを忘れずに覚えているには理由があって、生命維持のために本能的に重要な事柄を忘れないように、忘れる機能を一時停止させているさせているんだそうです。つまり、びっくりして驚いたような「感情が絡んだ出来事」や「本人が強く覚えようと意識したもの」などです。
我々は生命維持に必要な情報だけを選んで覚えていようとしている脳をだまして、いろいろと覚えさせてるだけに過ぎず、脳をだますことが上手な人が記憶力が言いとでも言えるでしょう。
あと、「詰め込み学習は深夜か当日早朝か?」の話ですが、もし試験当日の詰め込み学習が学習が必要な場合は、試験開始時刻の4時間以内にしないと意味がないんだそうです。理由は、前日に記憶したものの約半分は記憶後の4時間以内に半分になるらしいです。
4時間以後からはなくなるスピードはゆっくりとなり、残り半分はなかなか忘れないものとして定着するそうです。つまり、詰め込み学習で半分以上覚えていようと思ったら試験開始時刻の4時間以内であることだそうです。
しかも、半分を失ったからといって、さらに追加で別の単語を覚えよとしたら、記憶の干渉により、覚えていた半分すら忘れてしまいかねないそうです。なので、より沢山覚えようと欲を出すよりターゲットを絞って、試験開始時刻の4時間以内でしたほうがいいという結論ですが、そもそも、結局すぐに忘れてしまい脳に定着してくれない試験直前の詰め込みはやめましょう。
以上、エビングハウスの忘却曲線を用いた効果的な勉強方法の説明がいろいろありましたが、要約すると、最適な復習方法は、2ヵ月以内に4回復習を行なう事だそうです。
この復習のタイミングとは、
1日後に1回目の復習、その1週間後に2回目の復習、さらにその2週間後に3日目の復習、そしてさらにその1ヵ月後に4回目の復習をすると記憶がより強く定着するんだそうです。少なくとも最初の復習が1ヵ月以内でないとものすごく効率が悪いんだそうなので、“1回の復習だけでも1ヵ月以内でやる!”せめてこれだけは最低限守らないと思いました。
これから勉強分量を1日単位に区切って、同じ参考書を復習もあわせて5回はクリアしないと、もったいないことになると思いました。娘の勉強スケジュール作成時におおいに参考にします。
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