要約ノート「脳の仕組みと科学的勉強法-②」

★ぱぱにっき

最近読み終えた本の要約です。備忘録と記憶の整理のためにつけております。

より具体的な内容を知りたい場合は、以下の本を直接お取になって参照ください。

要約ノート「脳の仕組みと科学的勉強法-②」

第2章
曖昧でいい加減な「脳の本質」

  1. 「記憶の本質」を動物から学ぶ
  2. 失敗が多いほど記憶が強化される
  3. 脳は「消去法」で記憶する
  4. 基礎からレベルアップするのが近道
  5. 脳の記憶は大ざっぱでいい加減
  6. 正確無比な脳では役に立たない
  7. 最初に大局を理解することが大切
  8. まず一科目を「得意科目」にする

当然なことですが、動物たちは「失敗」を通じて「学び」ます。これは人間も同じです。

しかし、コンピュータは指定された情報のみを確実記憶することが得意です。それでコンピュータは指定されたことに対しては絶対に「失敗」をしませんが、指定された事以外は繰り返し「失敗」をします。「学び」ません。あ!、AI学習を通じた人工知能は例外とします。

人や動物が学ぶためにはたくさんの「失敗」が必要です。一度の失敗で覚える賢い人もいますが、失敗の数が少ない分、学習されたパターンが少なくなるため、想定外の問題や課題への対処能力が低くなる恐れがあるようです。

なので、テストにおいてたくさんの「失敗」はむしろ未来のための「貯金」みたいなもんですね。あと、ことわざに「急がば回れ」という言葉のように、人や動物は今できることより少し難しいことのほうが早く習得できるそうです。

近道しようといきなりハードルをあげても、なかなか習得できず、むしろ時間的に「損」をするそうです。なので、今中学や高校生であっても基礎がないのであれば、小学校の科目からやりなおしたほうが、目標に到達できる近道になるんだそうです。

そして、なんでもいいから自分にとって興味がある科目をひとつでも「得意科目」にするのも重要だそうです。

ひとつのことに秀でている人は、その成功体験を次の挑戦に活かすことができ、ゼロからスタートするよりはるかに簡単に新しい科目をクリアすることが可能だそうです。

なるほど、、、ですね。