★ぱぱにっき
今日は娘のピアノ発表会があり、帰りに夕飯を食べに近所のショッピングモールにより、夕食の後、ショッピングモール内の映画館でレイトショーを観て、ついさき家に着きました。
娘は帰りの車の中で熟睡して、今日はリビングでこのまま朝まで家族全員で眠ることになりそうです。
僕は寝る前に、ブログ記事ひとつ。
さて、これもいつか書こうと以前から調査しておいた内容ですが、日本の飛び級制度についてです。
日本は、基本的に、小学校・中学校の義務教育では生徒は平等に扱わなければならないという観点から、いかに優秀であろうと年齢による標準的な学年上限を飛び超える飛び級は絶対に認められないそうです。逆に、原級留置(留年)や就学猶予や過年度生(浪人など)もまれで、仮に自主的な原級留置を希望しても、よほどのことがない限りほとんど進級させられる。
つまり、IQ200でいかに優秀だろうが小学生は小学生でいなきゃいけないし、いかなる理由で授業についていけなくなっても無理やり進級させるぞ~!
と言っています。
我が家の娘が天才という部類ではなさそうですが、
これぞまさしく「天才を殺す平等システム」
東大に入る素材くらいなら良いけど、とびぬけた天才は要らない、大人や偉い人の言うことをよ~く守れる子どもに “平等に” 育ててやるぞ!という風に聞こえる気がします。
まあ、僕の見解はどうであれ、良いか悪いのか僕は判断しません。決まり事は決まり事なのです。このルールの中で僕が尽くせる最善のみを考えるまでです。
それでもいやなら、他の国へまた移住するまでです。
さて、上記のルールをもう一度よく読んでみると、小学校と中学校までが対象です。
高校とか大学については記載されておりません。ということは?
実際どうなっているか調べてみました(子を持つことでこんなことまで調べるはめになるとは…)
高校以上の学校においては文部省令で年齢の下限が決まっているので文部科学省のみの判断で年齢を引き下げることができる(なお、年齢の上限は省令等で定められていない)。
となっており、実際には16歳までは高校2年以下に在学せねばならないことになっています。つまり、高校2年までは飛び級が実施されないため、高校3年へ飛び級することは実質不可能なわけです。
しかし!
それは高校2年までは在学しなければならないという理由であり、高校3年を飛び越えて大学へ進学することはもちろん“可能”なわけです。
てなわけで、文部省のホームページを漁ってみました。
ありました!これ。
大学への飛び入学について(by 文部省)
ちなみに、これ。
平成31年度入試における飛び入学実施大学(by 文部省)
まあ、詳細は実施している大学へ直接問い合わせる必要がありますが、ちゃんとやっている大学、ありました。
【国立・公立大学】
・京都大学(医学部)平成28年から
・千葉大学(文学部・理学部・工学部)平成10年から
・東京藝術大学(音楽学部)平成28年から
・会津大学(コンピュータ理工学部)平成18年から
【私立大学】
・日本体育大学(体育学部)平成26年から
・名城大学(理工学部)平成13年から
・エリザベト音楽大学(音楽学部)平成17年から
現在、日本で実質的に可能な飛び級は、
・高校2年→大学1年
・大学3年→大学院1年
この二度のチャンスのみとなります。
実際にどれくらい飛び級が行われているかの情報は乏しく、あまり手に入りませんでした。
千葉大学 先進科学科 飛び入学案内ページ参照しました。
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