「七田式」こどもの『天才脳』をつくる33のレッスン

★ぱぱにっき

最近、本を読む速度が断然早くなりました。まあ、理由は同じ系統の本を連続で読んでいるせいで、文章の展開が脳内で予測変換できてしまい、まるで速読マスターみたいなスピードで本を読んでいる気分です。

余談はさておき、この本、

「七田式」こどもの『天才脳』をつくる33のレッスン

まず、七田式教育について一言書かせていただきます。

七田式教育とは、日本の教育研究家である七田眞が構築し、実践した教育法である。七田眞自身は、カール・ビッテの「才能逓減の法則」という理論に強く影響されて、子供の潜在能力を引き出す、幼児の右脳教育、早期英才教育に力を入れている方です。2000年より世界各国への教室展開が始まり、現在は17以上の国と地域に展開されているそうです。

ちょっとリアルなお金の話、七田チャイルドアカデミーのレッスン受講料についてです。済む地域によって若干の差はありますが、だいたい週1回で15,000~20,000/月だそうです。

※費用は教材込みでざっと概算してみた結果です。正確な費用と差があるかもしれません。

教室側はこの投資は将来6000倍の価値を生むと言っているようですが、さぁ~(笑)

本当かどうか細かく計算する気はありません。そこまで暇でもないし。

今日読み終えたこの「『天才脳』をつくる33のレッスン」の内容だけおさらいして、僕の記憶に定着しておきたいだけです。この本の最初の2ページ目にいきなり書かれたこの文

「できる子」、「できない子」は親しだい…

まぁ、たしかに上の文は8割~9割、正しいことを言っていると僕も思います。そして、七田式ではカール・ビッテの「才能逓減の法則」を原則に、0才~6才までの教育が如何に重要であるかをこの本の中で力強く強調しつつ、具体的な33の実践方法を分かりやすく説明しておりました。

わが娘はすでに6才、七田式を少々手遅れ感がありますが、使えそうなツールは片っ端から参考にさせていただきましょう。あ、七田式ではないですが、わが娘は、0才からではなく-1才からを施した教育があります。それについては別途書いてみたいと思います。

本に記載されている七田式教育方針やその他能書きはすべて除いて、『天才脳』をつくる33のレッスンだけを以下にまとめてみました。

  1. 音感あそび
  2. 絵本の読み聞かせあそび
  3. フラッシュカードあそび
  4. 色あそび
  5. 図形あそび
  6. 大小あそび
  7. 手先あそび
  8. スキンシップあそび
  9. 数あそび
  10. 量あそび
  11. 五感刺激あそび
  12. 写真記憶あそび
  13. 積み木あそび
  14. ESP
  15. パズルあそび
  16. 記憶あそび
  17. 暗示あそび
  18. イメトレあそび
  19. 連想あそび
  20. お絵描きあそび
  21. 迷路あそび
  22. 自己紹介あそび
  23. 暗唱あそび
  24. 俳句あそび
  25. 計算あそび
  26. 時計あそび
  27. 比較あそび
  28. 順序あそび
  29. お買い物あそび
  30. 間違い探しあそび
  31. 作文あそび
  32. 処理能力アップあそび
  33. 残像あそび

どれも、、「ふつう」って感じでした。

各家庭によって違うとは思いますが、半数以上は普通の家庭でも普通に行われている子どもとの接し方の優しい解説書みたいな感じで、このように本にまとめる必要まであったのかな?と思いましたが、きっと必要と思っている家庭もあったのではないでしょうか。

どんな遊びでも通じ、この本(七田式)でも言っていることですが、無理じいだけはNG、結果を急ぐあまり結果的に勉強嫌いになってしまっては、元も子もないんですからね。

これらの遊び方より、この本(七田式)が言いたいようにみえるのは、

・如何に良いと思えど無理じいはNG
・詰め込みではないか大人の判断基準にすぎない子どもの能力を信じる
・幼児の時に読み聞かせやスキンシップはとても大事
・七田流のおまじない(ほんとうに効果があるか微妙)

この4つの事に集約されそうです。

残りは親が子どもと一緒に市販の幼児向けドリルでもやってれば自然に身につきそうな、教育理論ばかりでした。

ただし、子どもとの遊び方や接し方に自信のない方なら、上記の遊び方はとても参考になりそうな方法です。