★ぱぱにっき
昨日の記事「一日でやる量重視 vs 一日でやる行動重視」で、以下の3つのことを決めました。
1.早起きの習慣をつける
2.ごはんを一緒にたべる
3.お勉強&宿題は夕方6時までに終わらせる
上記3の夕方6時以後の活動ですが、家族で一緒に夕飯をしたり、ゲームやコミュニケーションを取るための時間にしていこうと思っています。この時間じゃないと、父親として娘とコミュニケーションを取るタイミングなかなか厳しいのが事実です。
本来の目的からは一緒に何かをするだけで充分ではありますが、せっかくなら、一石二鳥を狙って、娘と楽しく遊びながら、娘の学習能力向上をサポートできる脳力増強段錬をさせてやろうかと思い、トレーニングメニューを考えてみました。
今回のミッション完遂の条件は、
1.楽しく遊べられること
2.遊びの中に学習能力向上のための仕掛けを組み込むこと
以上です。
なので、6歳の子が楽しく遊べられるように、ルールはなるべく簡単に、伸ばしたい領域は、学習時に重要な基礎能力である「計算力」と「記憶力」に絞って考えました。
基本的には特別なアイテムなし(あまりお金をかけずに)でどの家庭でもあるもので遊べるようにと思うと「トランプ」が最適かなと思いました。
計算力増強プログラム
1.50をこえちゃあかん!ゲーム【計算力増強】
やり方-準備:
必要なものは「トランプ」のみ、あと、必要に応じて筆記道具。まず、対象は基礎的な足し算ができることが前提です。うちの場合、まだ足し算(暗算)が不安定なところがあるので、6~10の数字のカードは除外して、1~5までのカードと、J、Q、K,Jokerのカードのみを使います。全てのカードをふせて山を作り、プレイヤーに3枚ずつカードを配ります。
やり方-進行:
親を決めて、一人ずつ手持ちのカードを一枚ずつ場に出して、山から新しいカードを一枚補充します(基本常に3枚)。最初の出した人は自分が出した数字を言いますが、2番目以後に出す人は、場に出されたカードの合計と自分が出すカードの数字を足した数字を言います。
例:
- 1番目の人が3を出して→“3”と言う
- 2番目の人が4を出して→“7”と言う(前回の3に4を足すから)
- 3番目の人が2を出して→“9”と言う(前回の7に2を足すから)
このようにプレイヤー同士で手持ちのカードを出しながら足し算をしますが、足した数が50を超える数字になる人は負けとなります。
各カードの意味:
- Aは、+1または-1になります。
- 2は、+2になります。
- 3は、+3になります。
- 4は、+4になります。
- 5は、+5になります。
- J、Q、Kは、+5または-5になります。
Jokerは、誰か相手のカードを奪うことができます。奪われた人は1枚少ない状態になります。手持ちのJokerを捨てて相手のカードを奪った後にもカードを出さなければなりません。出せるカード(50を超えさせないカード)が一枚もない場合はそのまま負けとなります。
勝利条件:
自分以外のプレイヤー全て負けること
負ける条件:
手持ちのカードがなくなるか、出せるカードが一枚もないこのゲームはトランプゲーム「99」の我が家流の変形ルールとなります。子どもの計算能力に応じて、カードの種類を調整するといいと思います。2桁の暗算が難しい場合は、紙とペンを用意して、全プレイヤーが数字を言う前に、紙に筆算をして常に合計された答えを書いて計算したり計算させることがいいと思います。あと、J、Q、Kは、5までのカードでゲームをやる場合は±5、全てのカードを使ってゲームをする場合は±10と、常に最大数を足したり引いたりすることが出来るカードにするとゲーム性が増します。
2.トランプの足し算競争【計算力増強】
やり方-準備:
必要なものは「トランプ」と「筆記道具」と「ストップウォッチ」と「サイコロ」です。いずれも100均で購入できるものばかりです。これも基礎的な足し算ができることが前提です。「50をこえちゃあかん!ゲーム」と同様に、こどもの実力にあわせて数字カードを調整することもありです。うちでは、基本1対1のタイマン勝負です。プレイヤーは自分用の筆記道具とストップウォッチとサイコロを持ちます。サイコロは自分用があるといいですが、プレイヤー同士で共有しても問題ありません。うちの場合、僕はサイコロ2個または3個、娘はサイコロ1個にして、実力をあわせてハンディを作ります。サイコロが多いほど難易度が上がります。すべてのカードをふせて山を作ります。
やり方-進行:
プレイヤーはそれぞれ自分のサイコロを投げます。プレイヤーは、サイコロの目の合計数分のカードをカードの山からふせたまま持って行きますが、まだカードの中身を見てはいけません。プレイヤー全員が自分のカードをカード山からもっていったのなら、プレイヤー同士でなるべくタイミングをあわせて(よ~ぃドンみたいな)、ストップウォッチを押して自分のカードを見ます。手持ちの自分のカードの数値の合計ができたら紙に合計値を書いて、ストップウォッチを押して止めます。プレイヤー全員が終わるまで待ちます。プレイヤー全員が終わった場合は以下のように点数を計算し得点します。
1.両方とも答えが正解だった場合
遅かった人の秒数から早かった人の秒数を引いた差分(秒)が早かった人の得点になります。
2.どちらかが不正解だった場合
正解した人が掛かった時間(秒)がそのまま、正解した人の得点になります。
※2倍以上の時間で負けるくらいならわざと不正解する?
3.両方とも不正解だった場合
両者ともゼロ点の得点となります。以上のことを決まった回数繰り返し、得点の合計で勝負する。
勝利条件:
数回(5回~10回)試合を行い得点の合計が高いプレイヤー
負ける条件:
勝利条件の反対
我が家流オリジナルゲームです。先ほど考えたばかりですけどね。百マス計算もいいけど、ゲーム性があるとより子どもの食いつきが良くなります。
暗記力増強プログラム
3.暗記競争ゲーム【暗記力増強】
やり方-準備:
必要なものは「トランプ」だけですが、実際には「日本の歴史かるた」や「都道府県かるた」いろいろな時事かるたを利用するとより効果的でしょう。
やり方-進行:
全てのカードを山にしてふせておき、プレイヤーが交互に山のカードを一枚引いて、場に出しカードの種類を読み上げます。次のプレイヤーも山のカードを一枚引いて、先ほどのカードの隣に置き、先ほど出されたカードを裏返ししながら出されたカードを全て読み上げます。場には常に最後に出されたカードのみが表向きになります。新しくカードを場に置くさいは、既に場にあるカードをすべて暗唱しなければなりません。暗唱するさいに間違われても相手に気づかれなければOKとします。
勝利条件:
暗唱したカードが正しかったのに他のプレイヤーが指摘した場合
負ける条件:
暗唱したカードが間違われたことを他のプレイヤーに指摘された場合
これも先ほど考えたばかりのオリジナルゲームですが、妻と実験的に試験してみました。結構集中してカードの数字と柄、または数字のみを覚えると練習しなくても、10枚~20枚までは順番通り覚えられるものです。電話番号も覚えられないのに、ただの数字の羅列をこんなにも覚えられるだけと不思議に思えるくらいに覚えちゃうことに驚くはすです。さらに記憶術を使えば、1セットのカードの並びすべての順番を覚えることすら不可能ではありません。やってみてはいかがでしょうか?
4.神経衰弱【暗記力増強】
これは普通にトランプゲームの神経衰弱のルールですが、上記「暗記競争ゲーム」同様に、「日本の歴史かるた」や「都道府県かるた」いろいろな時事かるたを利用することで、ゲームと同時にさまざまな知識を記憶することができるでしょう。記憶力増強にはもってこいのゲームといえるでしょう。まあ、ふつうにかるたゲームをやってもいいんですが、かるたの場合、先に覚えることが前提になるため、最初からかるたそのもの興味をもっていない場合は、取り組みが難しくなります。
かるたカードで神経衰弱、これでカードを有る程度覚えたらかるたをやるのもありかもです。
0コメント