★ぱぱにっき
前の記事「子どもにスマホを持たせることについて」に書いたように、我が家はかなり早い時期から、スマホによる情報リテラシ教育を始める予定です。どのみちこれからの世の中はスマホによるインターネット必須の時代の低年齢化が訪れるのでしょう。
まだ親による子どものスマホの“完全制御”が可能なうちに、充分な教育を施したほうがむしろ中高生になっていきなり自制に任せるより、よほど安心かと思います。
大手通信サービスの子供向け低価格スマホ料金プランが多数ありますが、基本料金が1500円/月、通話料、子ども位置検索などのいくつかのサービスを追加すると、いくら安くても3000円/月は掛かってしまいます。
これでも一昔のスマホ料金に比べると安くなったものですが、現在、僕と妻が使っている「スマホ+格安SIM」環境だと、大人でも1500円/月程度です。プランによっては月1000円を切る契約形態もあるようです。
この普通の「スマホ+格安SIM」環境で、子どものスマホ利用監視&制御を行う方法を探してみた結果、Googleが開発した高性能フィルタリングアプリ『Googleファミリーリンク』が去年(2018年)から日本でも使えるようになったようです。
普通にAndroid機の「Google Play」でダウンロードできます(iPhoneでは使えません)。
使える機能は以下です。
- 子供のスマホの位置情報を確認(防犯)
- 子供が使うアプリと利用可能な時間帯を設定可能
- 子供がスマホで利用した項目を保護者側へレポート(今日/昨日/7日間/30日間)
- GooglePlayでのアプリの勝手なインストールを制限
- GooglePlayでの勝手な課金を制限
- GooglePlayで子供が保護者にアプリをインストールをリクエスト可能
- GoogleChromeブラウザでの表示されるサイトの制限
- 子供がスマホで起動できるアプリの制限
- アプリとインストールの年齢制限を6段階から設定可能
有料のフィルタリングサービスや大手通信の子供スマホとくらべて遜色のないかなりの高機能でした。
『Googleファミリーリンク』の仕組みは、13歳未満(小学生以下)はGoogleアカウントを作れないことになっており、13歳未満の子どもがAndroid機種を使う場合は、親のGoogleアカウントに紐づいた制限付きの子アカウントを使う必要があり、それが『Googleファミリーリンク』という訳です。
まず、スマホの負の影響は我が家のスマホルールを作り、娘に周知させて、徐々に自制心を育てること。そして、スマホの正の効果は思う存分、学習などに取り入れていく作戦です。
我が家ルールのざっとだけですが以下の予定です。
今後、妻と相談して具体策を決めて、1年生のうちにスマホデビューありかもしれません。
基本的に娘が高校生になるまで完全に自制できるようにさせることが目標です。
- 小学校時期は、基本的に制限付きインターネット利用により、学習における情報調査能力を育てます。小学校時期は、SNSは基本、親とだけです。
- 小学校高学年もしくは中学生になるごろにSNSデビューをさせようと思っていますが、それでも、最初は親の監督下で行うことが前提です。
- Youtubeやゲームは1日30分(成長と共に延長あり)だけ利用できるように制限して、勉強のご褒美などとして見る時間などを自分で決めて使えるようにし自制心を育てます。
- 子どもの位置追跡機能はいつでもON状態にし、子どもの居場所を親が常にチェックできるようにします。
- 子どもが勝手にアプリをインストールできないように親の許可制に設定します。
- 小学校時期は、使用可能時間は21:00まで、中学校時期は、使用可能時間は22:00まで、高校生になっても、23:00には自動的に利用不可になるように設定します。
- 子どものスマホ使用状況を確認し、毎日のように制限時間いっぱいまで使い切っているのか確認し、子どもとの会話のきっかけにします。
毎日のように制限時間いっぱいまで使い切っていてもむやみに制限機能を厳しくしたりするのは、むしろ逆効果です。子どもの自制心を育てることが目的なので、子どもが自ら自己コントロールできるように促す必要があります。使用状況確認は子どもが自己コントロールしているか自制心の成長具合を確認できるバロメーターの役割もしてくれるでしょう。
う~む、ざっとではありますが、上記のことが以下の『Googleファミリーリンク』で完全制御できそうなのが凄いなと思いました。
・子供のスマホの位置情報を確認(防犯)
・子供が使うアプリと利用可能な時間帯を設定可能
・子供がスマホで利用した項目を保護者側へレポート(今日/昨日/7日間/30日間)・GooglePlayでのアプリの勝手なインストールを制限
・GooglePlayでの勝手な課金を制限
・GooglePlayで子供が保護者にアプリをインストールをリクエスト可能
・GoogleChromeブラウザでの表示されるサイトの制限
・子供がスマホで起動できるアプリの制限
・アプリとインストールの年齢制限を6段階から設定可能
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