★ぱぱにっき
娘が生まれる前まで、妻と僕のモットは、
僕「幸せに生きる」
妻「好きに生きる」
一見マッチしていそうで、時々非常にマッチしない価値観の持ち主でした。
まあ、娘が生まれてからこの主義が変ったかというと、 まったく変っておりません。 妻と僕に親としての役割が増えたくらいだけですからね。 ちなみに、妻は結婚してからずっと専業主婦をしていますが、 それは、家事に特別な拘りがあるわけでもなく、 まあ、贅沢しなければ、一人がフルタイムで働けば二人で生きてはいける状態だったからでした。
将来の貯えなどを考えると二人で働いたほうが絶対得策だったでしょうが、 二人にとって、「幸せに生きる」&「好きに生きる」は、 無理に“社会に出て働きたくない”が共通項でした。
二人とも働けるうちは、その時に働ける人が働いてパートナーを支える。 そこに娘が産まれ、われわれが親になったわけです。 我が家の3人で倹約に暮らせば僕一人の頑張りでなんとかなるかもしれませんが、 安心できる家計ではありません。 それでも、今のところ夫婦ともにガチガチと働く気はありません。 僕が妻に家事に専念してほしいわけではありません、 僕が妻の立場でも、おそらくできれば働きたくなかっただろうし、妻も同じ心情であると思われます。 妻と僕はその点では似たもの同士で、 むしろ、社会に出てバリバリ働きたがる人たちの気持ちが理解できない二人です。
僕たちみたいな人が、社会生産性低下を招いてしまうかもしれませんが、
何事も“一人が好き”な妻と、
人に“気を使い過ぎ”な僕は、
人と関わることが大変なのです。
社会生活がどれだけで疲れしまうものか… だとしても、人間社会から離れて生きるすべもなく、必要最低限のことで頑張らざるをえません。それでも、 なるべく関わらずに生きていたい派です。 人とのかかわりが好きな人とは対照的かもしれませんが、 こっち側の人間は働くことは即ち他人と関わることが増えてしまうことです。
もし働かなくても生活には困っていないのなら
・働く? vs 働かない?
まあ、僕と妻は『絶対、働かない派』です。 とは言っても、そんな我が家も、 娘が中学(私立中高一貫校)に受験して入ったのならおそらく妻も働かざるを得なくなるかもしれません。
情けないパパですが、どれだけ概算してみても僕の収入だけでは賄えっこなさそうです。 しかし、小学校から共に働いたほうがいいかとなると必ずそうでもありません。 今とき、 「専業主婦で働かなくていいのは、年収の10倍の資産を持った富裕層だけ」 という言葉もありますが、果たしてそうでしょうか。 少なくとも、子どもの小学校、中学受験までは、母親がフルタイムでバリバリ働くことは 有利か不利かで言えば、絶対に不利、です。
母親がフルタイムでバリバリ働いても不利にならないケースは、
- お父さんが専業主夫である
- 自営業、経営者、時間の融通が利く仕事である
- お金のゆとりができて良い塾に通わせることができる
- ご自身の子がたまたま“出来過ぎくん/ちゃん”である
この4つのケースのみであると断言できます。 99%子どもにとって幼少期~小学生時期まではまだまだ母親の助力が必要な時期です。 お金だけでよい塾に行かせて人並みの大学に出た子どもが生涯稼げる賃金は、約2億3千万円。 親が上手にサポートしてあげて子どもを東大や慶大に送ったのなら、 子どもが生涯稼げる賃金は、約4億3千万円~4億6千万円、まあ、平均値ですけど。 約2億の差額が生じます。
6年間で外でバリバリ働いて「2億円」稼げますか?
子ども自身の頑張りも必要ですが、母親の助力なしでは、スタートラインが違いすぎます。 子どもへ2億円の親からのプレゼントはこの時期でなければできないのです。
親の貧困を子どもにまで世襲させてはいけない
と思う次第な貧乏なパパでした。
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