★ぱぱにっき
昔から思ったことですが、足し算の筆算ってなぜお尻からやらせるのでしょうかね。
123 + 456 =
のような問題を筆算でやる場合は以下のように計算するように教わりました。
そもそも、計算問題のほとんどが横書きされた状態で出題されているのに、
それをあえてたて算に書き換えて筆算させることも不自然に思えてました。
数字の読み方は頭からです、123は「ひゃく→にじゅう→さん」と読みます。
たてざんの筆算のように計算をお尻から行うことは不自然過ぎる計算方法であります。
お尻から計算を行うせいで計算が終わるまで答えることができません。
つまり、これは暗算においてはてしなく不利になります。
計算を頭から行うことで計算結果が確定した数値から答えながら計算を続けられます。
1234 + 5678 =
の場合、1+5=6, 2+6=8、この二つの計算結果が確定した瞬間、1+5に下からの繰り上がりが
発生したことが確定され、答えを言い始められます、まずは、「ろくせん~」。
次に3+7=10で、先ほどの2+6=8に下からの繰り上がりが発生したことが確定されるので、
「ろっせんきゅうひゃく~(わざと語尾を延ばし)」。
先ほどの3+7=10で、繰り上がってなくなった数をなくせば0なので、下から繰り上がった数字1と、
最後の計算結果12の繰り上がってなくなった数を除いた2で、
「ろっせんきゅうひゃくじゅうに」と計算しながら答えることができます。
僕は頭が悪いせいか、お尻からの計算を暗算でイメージすることがほぼ不可能です。
1234 + 9999 =
上記のように、100とか、1000とか、10000など切りが良い数値に近い数の足し算の場合は、
1234 + (10000 - 1) = 11234 - 1 = 11232
のように計算すると楽になります。
こちらもいずれにせよ、頭からの計算になります。
思うに、お尻からの計算(筆算)法って、昔々、紙がとても貴重だった頃のなごりなのでは
ないのでしょうか?
たて算を頭からお尻からで筆算してみました。
頭からのほうが長くなりましたが、計算ステップ数はふたつともさほど変りません。むしろ、短い?
つまり、この不自然な計算法が広まったのは“紙の節約のため”??
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