子どもに、勉強机…って、必要ですか?

★ぱぱにっき

僕は子どものごろ、はっきり言って勉強が嫌いでした。

成績は、中の下から中の上を行き来する、はっきり言って存在感の薄いタイプでした。僕のために買ってもらったものではありませんが、家には勉強机がありました。机の前にして椅子に座ると、とりあえず眠くなりました、いつの間にか、座ったまま器用に寝るスキルだけが上達して、学校の授業中もうまくばれずに寝ることができるようになりました。

日本に済み移ってきて一番お気に入りの家具のひとつが

「こたつ」

です。

テレビをみるときも、本を読むときも、ご飯も、おやつも、間食も、うたた寝をするときでさえコタツさえあれば、すべて解決できてしまいます。

この万能性がむしろ勉強場所としては適切でないのかもしれません。

誘惑を遮断し勉強だけに専念できる勉強机のほうがいいかもしれません。

しかし!

これだけは、
断じて言わせてもらいます!

誘惑を遮断し勉強だけに専念できる勉強机のほうがいいケースは、子どもが自らの意志で勉強がしたくなった時からです!

勉強したい意思が微塵もない子どもを無理やり勉強机に座らせて勉強させても、

ただの拷問です。

ゲーム機やテレビなど、いくら誘惑を遮断しても、子どもはどのような手を使っても、新しい遊びを見つけ出します、作り出します。子どもは遊びに対しては天才なので、勝てません。

勉強を無理強いはせずに、まず勉強机を買い与えてから、自然と勉強に対する欲が芽生えてくるのを待つ手もあるかもしれません。

小学校のうちに芽生えてきたら、それは奇跡です。大いに祝って喜ぶことです。

中学生のうちに芽生えてきたら、それもとてもありがたいことです。

中学校からでも頑張り次第で、そこから逆転していく子どもも沢山おります。

高校に入って大学入試が現実のことになってやっと勉強の大事性に気づく子どもも多いことでしょう。しかし、大体、望むレベルに行くは手遅れなケースが多いでしょう。望みを一段、二段と下げるか、我武者羅に当たって砕けてしまうかでしょう。

奇跡ってそうそう起きてくれるものではありません。

そういった見地から、ひとりで座って勉強するスタイルで作られた子ども用の勉強机は、まだ勉強欲が芽生えてない子どもには、

百害あって一利なし

です。

もし、すでに買ったのに勉強机が全然機能をしていないように見えたら、もったいないと思わず、果敢に捨てちゃいましょう!

子どもに勉強欲を芽生えさせるためには、こちらの有利なフィールドで戦うしかありません。まず、僕にとって一番なれている戦場は、コタツです。

コタツの上で子どもとトランプをやったり、すごろくをやったり、ドリルをやります。

一緒にやることで、

遊びと勉強の境界線を曖昧にさせます。

例えば、

カードやそろばんで僕と計算競争をします。

どの子どもも基本、「負ける」ことが大嫌いです。

内容が算数の計算だろうが、漢字の暗記だろうが、ポイント取りの勝負ことが入ったり、ゲーム的要素があれば、子どもは簡単にムキになるもんです。

それが勉強だったのか、遊びだったのかの概念すらありません。

そう、要は勉強に対する苦手意識を作らずに、勉強って行為に慣れさせることです。

いずれ、学校生活において、学校の試験などで競争相手が同年代の子に移ります。

おそらく、勉強欲が芽生えてくるのはそれからだと思います。

小学校高学年かもしれませんし、中学校に入ってからかもしれません。

勉強机はそれから買ったほうが良いと思います。

よく、入学祝で勉強机を買うご家庭が多いと思いますが、我が家は18年使っていたコタツと決別し、新しい大型コタツをニトリで注文しました。

(※2週間前に注文して今日↓届きました)

10年前にホームセンター買った大き目のこたつよりも一回り大きなものです。

サイズ的には、われわれ3人家族には少し大きいかもしれませんが、これから娘とボードゲームをやったり、勉強をやったりするには、これくらいのサイズがちょうど良いかと思います。

これが先々週ソファーと一緒に注文した「コタツ」です。

今日届きました。わいわい!!!!とても嬉しい。


※本記事の内容は、あくまでも管理人個人の意見です。