★ぱぱにっき
百マス計算(ひゃくますけいさん)とは、
縦10×横10のますの左と上にそれぞれ0から9(の場合が多いが、それ以外もある。)の数字をランダムに並べそれぞれ交差するところに指定された計算方法(加法、減法、乗法、除法など)の答えを記入する計算トレーニングである。
・・・とWikiに書いていました(笑。
百マス計算って、単純にマス目に早く正確な計算結果を入れて、単純に計算速度と集中力を鍛えるものだと思っていました。
しかし、正しい百マス計算のやり方はあるとは思いませんでした(笑。
以下が陰山式百マス計算と呼ばれるメソッドらしいです。
①百マス計算の数字の並びを変えない
②毎日、タイムを計り、記録し、評価する
③できる限り同じ時間に練習する
④2週間は同じ問題で練習する
⑤足し算、引き算、掛け算、それぞれ1分30秒以内を目標とする
僕は陰山式学習法を見たことがないので上記の詳しい方法は知りません。以下はあくまでも僕の推測で書いたこととなります。正確な陰山式の百マス学習法を参考したのなら、ページ最後に参考書籍を載せておりますのでご参考ください。
①百マス計算の数字の並びを変えない
④2週間は同じ問題で練習する
これ・・・???①と④は同じことじゃねぇ??
僕の勘違いかもしれませんが、同じように見えます。まあ、僕としても同じ問題を繰り返し解かせて、計算速度と正解率を上げさせて、というか上がっているように感じ(錯覚?)させて、子どもに成功体験を積ませることで、子どもが学習に対して積極的な姿勢で取り組ませるように仕向けますね。なので、採用です。おそらく僕も同じことさせたかと思います。
②毎日、タイムを計り、記録し、評価する
集中力を鍛えさせたいので、毎回タイムを計るのは当然かと思います。タイムを計ることは、ある意味、百マス計算の肝のひとつでもあると思っています。娘は100点好きなので正解率ばかりに気を取られてしまう可能性がありますが、タイムを計ることで、緊迫感を与えるといきなりゲーム的な要素が入ることになり、これこそ集中力を鍛える手段になると僕は思います。
そして、さらに案外重要なことが記録し、評価すること。
記録と評価は、速度と正解率を計算用紙に書くだけではありません。親が計算を行っている子どもをよく観察し、どのように計算しているか、間違ったくせはないのか、どのあたりに改善の余地があるか把握することです。
後、(グラフなどを交えた)記録表を子どもと一緒に作り、自分の現状を子どもに把握させます。自分自身をモニタリングさせる方法です。子ども自身の自主性を鍛えさせたいと思います。
陰山式メソッドの意図は分かりませんが、僕が目的を達成させる手段として有効そうなので使わせていただきます。なので、これも採用です。
⑤足し算、引き算、掛け算、1分30秒以内を目標
②でモニタリングするさいには、ゴールの設定も当然なことです。これは②とセットですね。しかし、、、100問90秒以内にできるかな???僕には計算はともかく、1秒に2桁の数字を書くことも難しそうです。とりあえず、目標はなんとか頑張れば(120%で)手の届きそうな時点へ再設定して使います。
※後で分かりましたが、「本当の学力をつける本」 著者 陰山英男 (文芸春秋)
にもう少し具体的な学習目標がありましたので、これを使わせていただきます。
1年生:百マス計算が最後までできること(足し算、引き算)
2年生:百マス計算(足し算、引き算、掛け算)がそれぞれ3分以内でできること
3年生:百マス計算(足し算、引き算、掛け算)がそれぞれ2分以内でできること
③できる限り同じ時間に練習する
先の日記「一流選手は皆ルーティーンワークをしている?」にも書きましたが、百マス計算をルーティンワークとして使おうと思っています。なので、これは自動的に実施することになりますね。
百マス計算を1ヵ月やらせたらこうなりました的なブログを見かけました。
- 集中力がついた
- 宿題をやり終わる時間が短くなってきた
- 朝食をだらだら食べなくなった
- 言わなくても翌日の準備をするようになった
- お釣りの計算をパッとするようになった
のような効果が現れたと書かれていました。本当ですかね??(本当でしょう。)まあ、集中力がついたのはなんとなく理解できます。
宿題が終わる時間が短くなった?
朝食をだらだら食べなくなった?
翌日の準備をするようになった?
これはおそらく、本来、嫌々やっていたのを、成功体験を積ませたことでお子さんが積極的になり、自分自身をモニタリングする習慣に気がつき始めたということなんじゃなかったのでしょうかね。これらは子ども自身にあるきっかけにより発生するもので、百マス計算をしたら必ず変ってくれる保障はないと思います。運がよかったと思うべきかと思います。
期待しすぎると、途中で“なんでうちの子は~”と絶望しかねないし(笑。
効果はあくまでも付随的なことで、あまり多くを期待すぎないほうがいいと思います。娘に、奨学社 の「国立・私立有名小受験ハイレベ合格ワーク100 」をやらせていて思ったことですが、このワークは同じタイプの問題が標準レベルと応用編となるハイレベルの2段階で用意されていました。
百マス計算もハイレベ編を作ろうかと思って考えた方式が以下です。
上のように、計算結果を累計しながら計算していく方法です。
標準的な百マス計算が右下に行くにつれて問題が見づらくなること対し、このやり方だと次の計算が常に目の前に見えていることになるので、問題がずれてしまうことはあまりないと思います。
(※写真はまだ10マス計算でしかないですけどね)
あと、このやり方を考えた最大の目的は、娘が後に九九や掛け算の単元に入るときに、足し算と掛け算の関係を知らず知らずに身に染みさせる目的です。つまり、写真のように問題の部分を全部同じ数字に揃えると、足し算をしながら自然と掛け算の結果になり、いきなり九九を覚えて掛け算が使えるするだけではなく、足し算を通して掛け算の基礎を作らせることができそうかと思ったからです。
娘に足し算を別途教えたことはなかったはずですが、娘は現在、時間は掛かるけれど、足し算なら足した結果が2桁ところか3桁の結果も導き出せています。
ちなみに、娘はまだ小学校に入っておりません。
幼稚園のママ友同士の雑談で、“小学校入学前に一桁の足し算くらいはさせておきたいね~”
の話題になり、妻は“うちの子はすでに3桁の足し算ができているんだけど???”とは恥ずかしくて言えずに、“はい、そうですよね~”と相槌して帰ってきたそうです。
おそらく徐々に学習効果が現れてきている感じがします。
これからは、百マスを通して、速度と集中力のほうも鍛えて、
さらなる境地へ挑みます(笑。
0コメント